懇親会で注意する事を説明いたします。
・立って挨拶を聞く際や乾杯の際など、座布団を足で踏まない。
かつて、高貴な人しか座布団を使うことができませんでした。その名残りで、座布団にはお客様を敬いもてなすという意味が込められています。 従って、座布団を踏みつけることはもてなしの心を踏みにじる行為となり、大変失礼なことなのです。
・ふすまや畳の縁を踏まない
「敷居をまたぐ」「敷居が高い」というように、敷居はその家の象徴なので、それを踏むことは家や家人を踏みつけることと同じと考えます。畳の縁はその家の格式を表しており、畳の縁に家紋を入れることも多く、それを踏むことはご先祖様や家人の顔を踏むことになり、大変失礼なことです。そのような風習が現在にも受け継がれております。
・他の方の飲み物に気を使う
周りの飲み物が減っていないか、気にしてみましょう。減っていたら「何にします?」と一声かけ、ビールをついだり、注文をしたり、という心がけをしましょう。「ウェイターさんが居るのに、なんでウェイターさんみたいな事しなきゃいけないんだろう?」って思う事もあるかもしれませんが、これは効率というよりは、コミュニケーションです。普段接する機会がない先輩たちと、このようなキッカケからコミュニケーションを深めていってもらえたら良いかと思います。
・ジャケットの着脱、ボタンの開け閉め
理事長のあいさつや乾杯の際、また閉めのあいさつの際などは、スーツのジャケットを着用し、ボタンを閉めます。諸説ありますが、気を引き締めて聞く姿勢を作るため、という理由で収めておきます。
・食べながら歩かない
これは先日、私(運営幹事の清水)が舘野常任にご指摘いただきましたので、戒めの意味を込めて記しておきます。昔お母さんに言われたのを思い出しました。